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【閉店】【上野「アメ横二郎」】寿司をこれでもかと自由にした秀店 

こんなに自由な寿司屋は初めてだ。それが私の、アメ横二郎を訪れた率直な感想かもしれない。寿司のクオリティとリーズナブルさはもちろん、何よりも敷居の低さ、いや、敷居がそもそも存在しないかのような自由で牧歌的な雰囲気は尊敬に値するだろう。
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【上野「たきおか」】一番槍も、しんがりも務める強者の酒場

お酒を呑むことを戦いに例えるなら(必要はないけれど)、ゼロ次会は一番槍、シメの1杯は殿(しんがり)になるだろう。どんな状況にも柔軟に対応できて、リーズナブルでおつまみのクオリティも驚くほど高い。こんなにも頼りになる酒場がほかにあるだろうか。
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【池袋「大都会」】「ちょっと一杯」のハードルをここまで下げた名酒場

酒場でお酒を呑むことには、少なからずハードルがあると考えている。少しの気合というか覚悟というか、さあ行くぞ、呑むぞ、という勢いみたいなものが必要になるんじゃないかと。でも、そんなハードルを極限まで下げた酒場が池袋にはある。大都会という名酒場だ。
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【上野「浜ちゃん」】気負わず気軽に、魚で呑める人気店

昼呑み、酒呑みの酒都・上野。さらにその中心地に堂々と居を構えるのが魚で呑める人気店「浜ちゃん」である。有名店や人気店が軒を連ねるアメ横で独自の存在感を放っている酒場だ。大衆的な佇まいと敷居の低さで多くの人に親しまれている。
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【新宿・歌舞伎町「萬太郎Jr.」】 歌舞伎町の奥地に、憩いの大衆酒場

萬太郎Jr.は歌舞伎町の奥地にある酒場。しかし店内を見渡してみると、歌舞伎町とは無縁そうな、いつもの大衆酒場にいるような、いわゆる普通の人々で埋め尽くされている。歌舞伎町にも普通の人はいる。そして彼らには、萬太郎Jr.のような酒場が必要なのだ。
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【御徒町「やきとんまるわ」】ビールに何を合わせるべきか、その結論かもしれない一品

ビールに合う最強のおつまみは何か。こんなにもファイナルアンサーの見つからない問いが、果たしてあるだろうか。しかし少なからず呑み歩いてきた私個人の、現状での答えをお示しさせていただきたい。それは御徒町にある「やきとんまるわ」という店にある。
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【池袋「豊田屋 二号店」】昭和が香る、奥深き大人の社交場

大衆酒場は大人の社交場、なんて言い方がある。友人や仕事仲間と酒を呑みながら交わす言葉は大衆酒場の醍醐味であろう。ひとりで酒場を訪れる機会が圧倒的に多い私でも、池袋の老舗大衆酒場「豊田屋」では、とある貴重な出来事を経験することとなった。
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【淡路町「神田まつや」】お蕎麦の老舗にして伝統あるお店の理想形

伝統とは一体何なのだろう。生活様式や価値観は常に変化し続けるし、世の中は変化し続ける。絶え間ない変化に対して、伝統は、伝統ある企業や店舗は、どうあるべきなのだろうか。その答えのひとつが、ここ「神田まつや」にあるのではないかと、私は思っている。
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【鶯谷「信濃路」】誰もが匿名になりたい街で、誰もを受け入れる酒場

鶯谷という特殊すぎる街。だからこそ、良質な酒場は連綿と、脈々と育まれていくのだろう。その代表格が「信濃路」である。改札の目の前に、歴史を感じる佇まい。ワケアリかもしれない誰もを、優しく迎え入れてくれる。
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【渋谷「山家」】喧騒の真ん中に、まるで実家の安心感

流行の最先端・渋谷にありながら、まるで実家にいるような安心感をまとった酒場「山家(やまが)」。時の流れを感じる佇まいに、いつでもお酒にありつける24時間営業。渋谷の酒呑みなら、誰でも一度はその暖簾をくぐっていることだろう。