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【鶯谷「信濃路」】誰もが匿名になりたい街で、誰もを受け入れる酒場

鶯谷という特殊すぎる街。だからこそ、良質な酒場は連綿と、脈々と育まれていくのだろう。その代表格が「信濃路」である。改札の目の前に、歴史を感じる佇まい。ワケアリかもしれない誰もを、優しく迎え入れてくれる。
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【渋谷「山家」】喧騒の真ん中に、まるで実家の安心感

流行の最先端・渋谷にありながら、まるで実家にいるような安心感をまとった酒場「山家(やまが)」。時の流れを感じる佇まいに、いつでもお酒にありつける24時間営業。渋谷の酒呑みなら、誰でも一度はその暖簾をくぐっていることだろう。
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【池袋「丸冨水産」】東京で天然鮮魚、夢みたいな現実をかなえる店

魚が美味しくない街・東京都心部において「天然鮮魚にこだわっている」と掲げる居酒屋がある。東京の魚について大いなる不満を抱えている私が、素通りすることのできないお店。それが今回紹介する「丸冨水産」だ。
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【新宿・思い出横丁「四文屋」】落ち込んだ心と身体を引っ張り上げるチカラ

もしも落ち込んでしまったときには、無理矢理にでも立ち上がり、食べたいものを食べ、呑みたいお酒を呑んで、体内に元気を強引に流し込むことは効果的かも。これを酒場に例えるなら「四文屋」。肉を喰らい、酒をあおり、頭から元気を浴びることができる酒場だ。
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【餃子の王将】酒呑みの繊細な心に応えてくれる絶対的安心感

東京都内の主要駅にはだいたいにおいて店舗を構えている印象の餃子の王将。いつでも、場所を選ばずに楽しめることがメリットだが、さらに酒呑みには心強いミニサイズの一品料理「ジャストサイズメニュー」というものがある。この素晴らしさについて語らせてほしい。
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【赤羽「丸健水産」】商店街の片隅で味わう極上おでん

JR赤羽駅東口から、呑兵衛の聖地・一番街商店街へ。飲食店や書店、青果店などが並ぶアーケード街の一角にあるのが丸健水産、創業60年以上、手作りのおでんが立ち呑みで楽しめる名店だ。ほとんどのお客が呑んでいるのがワンカップ酒、その理由とは…。
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【赤羽「まるます家」】不思議な安堵感に包まれる名店

JR赤羽駅東口を出て、一番街商店街へ。赤羽のランドマークとも言うべき「まるます家」は、70年以上にわたりこの場所で数多の飲兵衛たちを受け入れてきた老舗にして、今でも開店前に行列ができる人気店。歴史に胡座をかくことなく現役で努力を続けている。
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【淡路町「かんだやぶそば」】背筋は伸びるがくつろげる、お蕎麦の最高峰。

神田・淡路町、1880年(明治13年)の創業と言われる、かんだやぶそば。各所にある藪そばの暖簾の総本家であり日本蕎麦の最重要店。老舗の気品、江戸の風情、言葉にすると薄っぺらく感じてしまうけど、そんなことを感じずにはいられない。
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【上野「もつ焼き 大統領(本店)」】避けては通れない上野の最重要店。

上野アメ横エリア、そのなかでも特に雑多でカオスで活気に満ちた高架下に佇む、もつ焼きの名店・大統領。昭和25年創業、戦後闇市の風情を色濃く残す佇まい。上野といえば大統領、こう呼んで差し支えないだろう。
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【新宿・思い出横丁「岐阜屋」】思い出横丁の名物中華。はじめてなのに帰ってきたような安心感。

新宿西口の名物スポット・思い出横丁の、これまた名物の町中華「岐阜屋」さん。しっかりと年季の入った、でもしっかりと掃除の行き届いた店内、はじめて訪れたのにどこか懐かしい、まるで実家に帰ってきたかのような安心感を感じることができる。