
入りにくい酒場へ挑むときの心構え6選
入りにくい酒場ほど、店内の様子が見えないことが多い。自分が客として歓迎されないかもしれないなど、多くの不安が脳をよぎる。でもそんな不安を乗り越えたその先でしか味わえない最高の一杯が待ち受けているかもしれない。入りにくい酒場に挑むための心構えを紹介する。

ビールジョッキに浮かぶ「天使の輪」──エンジェルリングという余韻の美学
酒場で生ビールを呑んでいると、時おりジョッキの内側に泡の輪が残ることがある。これを発見することができたなら、私たちは小さな幸運を手にしたも同然と言える。エンジェルリングとも呼ばれるこの現象は、良い生ビール、ひいては良い酒場の証でもある。

結局のところ、いちばん楽しいのは0次会だったりする。
親愛なる酒呑みの皆さんは呑み会のなどの前に「0次会」を行うことがあるだろうか。これから人とお酒を呑むのに、あらかじめお酒を呑んでから行くの?常識的な人なら、そのような疑問が思い浮かぶだろう。しかしその行為は私たちにとって極上の楽しみなのだ。

思い出の酒場、ありますか? 〜有楽町ガード下の異空間「食安商店」〜
かつて有楽町のガード下にあった立ち飲み店「食安商店」は昭和の風情を今に残した、まるで異空間のような場所だった。店内の自販機で缶ビールや缶チューハイを買い、備え付けのテーブルで軽くひっかけて帰る。そんな店について酒呑みが思い出を語ります。

「バズる」は日常の延長線上に 〜あるいは、ゆでたまごへの感謝をこめて〜
先日、私のゆでたまごに関する投稿がX(旧Twitter)で多くの反響を得たとき、私の中には「なんで?」が渦巻いた。お酒の話とはちょっと離れるけど、私が抱いたその不思議な思いについて考えてみたので記しておこうと思う。

酒場で隣になった見知らぬ人へ一方的にシンパシーを感じてしまう件
酒場で隣になった人に勝手に親近感を覚え、特に会話もないまま、その人が先に帰る時に勝手に寂しさを覚えてしまう。この、自分でも実態が把握できない感情は一体何なのか、すこし考えてみることにした。

瓶ビールを手酌してはいけないのだろうか 〜あるいは、お酌文化の善悪について〜
私たちオヂサン世代には、拭い去ることのできない呪いのようなものがかけられている。それは「瓶ビールは人様に注いで差し上げるもの、手酌をしてはならない」というもの。この風習は良きものか、悪しきものか、今現在の私の思いの丈を述べていこうと思う。

【ハクレイ酒造「白嶺」】甘みとキレ、フレッシュな新酒を味わう
「白嶺」は京都府宮津市のハクレイ酒造による純米酒。昨年末(2023年)に絞られたばかりで、新酒ならではの、まるで微炭酸のようなピリピリとした刺激が楽しめる。日本海の海の幸との相性が良く、それでいて普段着で楽しめるお酒だ。

【日本酒定期便】厳選日本酒が毎月届く「saketaku」に登録してみた
日本酒が好きだ。もっと呑みたいし、もっといろんな種類を呑んでみたい。でもどれを呑めばいいのか、どこから手を出せばよいのかわからない。そんな私の思いにがっちり応えてくれそうなサービスが日本酒定期便「saketaku」である。

酒と焚火と私と
趣味は何かと問われれば「酒を楽しむこと」「酒場をめぐること」と答えてきた。それは今でも変わらない私の正直な気持ちであるが、これらふたつの趣味に加えて3つめの趣味が誕生しようとしている。言葉に表すこともはばかられる、その趣味の名は「焚火酒」だ。